高松ささき内科ハートクリニック

大小のボリューム・大きい庇・長い擁壁

この計画は、既存医院を残す計画であり道路面に接するように建築されている。そのため道路に対して奥まった配置となってしまう。また、隣接する建物は高い建物が多く近隣の建物に隠れてしまう。そのため、新築する医院の視認性を高めることが求められた。そこで、視認性を高めるため、高さの異なるボリュームを配置し建物自体にリズムを持たせた。また、それらのボリュームを水平的につなぐ大きな庇を設け、建物に一体感を持たせた。水平的に長さのある庇にサロンを施し、医院名の長さを生かしたサイン計画とした。道路面に対しては、既存医院との境界に長い擁壁を設け、そこにもサインを施した。さらに、長い擁壁の視認性を高めるため、木目の表情とし、その木目を建物の外壁にも使用することで、擁壁から建物へ視線の移動を促す計画とした。

高松ささき内科ハートクリニック
Category :
内科/循環器内科/糖尿病内科/リハビリテーション科
Location :
香川県 高松市
Floor :
380m2
Year :
2022
Designer :
Shinya Matsuura
Takeshi Takehiro
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