BARBERぽさ
仕切られているようで、仕切られていない空間
窓の見え方

男性オーナー1人の理容室である。お客様のほとんどが男性客であり、男らしい、男性が好む内装デザインが求められた。オーナーの希望は青を使うこと、各セット面が半個室であることであった。
将来2席稼働した際の半個室は、小さい店舗の中で仕切りを作ってしまうと圧迫感が出てしまう。仕切られているようで仕切られていない状態、プライベート感があるけど、狭っ苦しいと感じない状態を作ることが重要だと考えた。
青い壁は導線上のポイントになる部分に配置し、その他をコンクリートと馴染むグレー色とし、コンクリートと青だけが強調する、無骨だが、鮮やかな空間となった。
2台目が稼働するまでは、2台目セット面スペースは待合件、カウンセリングが可能なスペースとし、1台目のセット面から景色として見える空間とした。